题名

言語行動研究に関する一試論

并列篇名

A Preliminary Discussion on the Study of Language-Behavior

DOI

10.29736/DWRYJYSB.200807.0004

作者

羅素娟(Su-Chuan Lo)

关键词

言語行動 ; 記号学 ; 社会言語学 ; 文化人類学 ; language behavior ; semiology ; sociolinguistics ; cultural anthropology

期刊名称

東吳日語教育學報

卷期/出版年月

31期(2008 / 07 / 01)

页次

80 - 105

内容语文

日文

中文摘要

本稿は、言語理論における言語行動研究の位置づけ及び言語行動研究の本質や輪郭の構築について考察を行ったものである。結果としては、次のようなことが明らかになった。1.言語行動研究という学問の意味概念は伝達するというプロトタイプからメッセージのやりとり、事象概念の構築、意思疎通の能力へと発展している。2.人間の言語行動研究は人間、行動、認知、文化、社会などの要素を結び付けて研究する学問の研究領域である。3.言語行動研究は言語知識の研究に限らず、人間と人間との伝達行動に関する研究、人間の心の表現と社会生活の姿、文化の魂などに関する研究までも含まれている。

英文摘要

The study aims to investigate the role of the study of language-behavior in linguistic theories and its nuclear meanings as well as its theoretical framework.The results show that:1. The concept of language-behavior refers to the process from the conveyed prototypes, to the mutual interactions among messages, to the construction of the event concepts and finally to the development of communicative competence.2. The study of human language-behavior is cross-domain research which integrates such factors as humans, actions, cognitions, cultures and societies etc.3. The study of language-behavior is not limited to the research on linguistic knowledge. It also includes the investigation of the interpersonal communicative behaviors, humans' mental expressions, the variety of social life styles and cultural spirit etc.

主题分类 人文學 > 語言學
参考文献
  1. □谷勝己(2003)。朝倉日本語講座9言語行動。東京:朝倉書店。
  2. Schramm, W. (ed.)(1954).The Process and Effects of Mass Communication.Urbana, IL.:University of Illinois Press.
  3. Skinner, B.F.(1957).Verbal behavior.New York, NY:Appleton-Century-Crofts.
  4. オーステイン, L.J.著、坂本百大訳(1978)。言語と行為。東京:大修館書店。
  5. ジヨンソン, K.、ジヨンソン, H.著、岡秀夫訳(1999)。外国語教育学大辞典。東京:大修館。
  6. ダニエル、ロング、中井精一編、宮治弘明編(2001)。応用社会言語学。東京:世界思想者。
  7. デユボア他編(1980)。ラルーヌス言語学用語辞典。東京:大修館書店。
  8. ネウストプニー, J.V.(2003)。朝倉日本語講座9言語行動。東京:朝倉書店。
  9. ネウストプニー, J.V.(1979)。講座言語三巻 言語と行動。東京:大修館書店。
  10. ネウストプニー, J.V.(1983)。日本語教育と二重文化教育。日本語教育,49
  11. ハイムズ, D.著、唐須教光訳(1979)。ことばの民族誌。東京:紀伊?屋書店。
  12. ルイニジヤン、カルヴエ著、萩尾生訳(2001)。社会言語学。東京:白水社。
  13. 小林英夫訳、ンシユール著(1972)。一般言語学講義 改版。岩波書店。
  14. 山口明穗編、秋本守英編(2001)。日本語文法大辞典。東京:明治書院。
  15. 川本茂雄編、田島節夫編、坂本百大編、川野洋編、磯谷孝編(1982)。言語学から記号論 講座·記号論1。東京:勁草書房。
  16. 英語教育·外国語教育·第二言語習得に関する專門用語データべース
  17. 中村明(1983)。日本語教育における言語行動の広がり。日本語教育,49
  18. 中村明(1999)。テキスト日本語表現-現代を生きる表現行動のためにー。東京:明治書院。
  19. 日本語教育学会編(2005)。新版日本語教育事典。大修館書店。
  20. 水谷修(1983)。言語行動としての教育実践-何を教えているかへの反省。日本語教育,49
  21. 加賀野井秀一、酒井邦嘉、橋爪大三郎(2006)。新しい教科書3ことば。東京:??????????。
  22. 北原保雄監修、荻野綱男編集(2003)。朝倉日本語講座9言語行動。東京:朝倉書店。
  23. 古田曉監修、石井敏著、岡部朗一著、久米昭元著(1987)。異文化コミユニケーシヨン。東京:有斐閣。
  24. 司川栄吉(1987)。文化人類学事典。東京:弘文堂。
  25. 本名信行編(1994)。異文化理解とコミユニケーシヨン1-ことばと文化。東京:三修社。
  26. 石井敏編著、久米昭元編著、遠山淳編著(2001)。異文化コミユニケーシヨンの理論。東京:有斐閣。
  27. 池上嘉彥(1984)。記号論への招待。東京:岩波書店。
  28. 池上嘉彥、田中桂一、唐須教光(1994)。文化記号論-ことばのコードと文化のコード。東京:講談社?術文庫。
  29. 西尾実(1962)。言語生活の探究。東京:岩波書店。
  30. 西原鈴子(2003)。朝倉日本語講座9言語行動。東京:朝倉書店。
  31. 佐藤方哉(2005)。時枝誠記の言語過程說とB.F. Skinnerの言語行動論。帝京大学 心理学紀要,9
  32. 佐藤方哉(1973)。連載=行動理論の招待(十)オぺラント行動としての言語行動-行動理論の言語観·その一。月刊 言語,16
  33. 佐藤方哉(1973)。連載=行動理論の招待(十一)媒介過程と言語行動一行動理論の言語觀·その二。月刊 言語,17
  34. 尾関周二(1983)。言語と人間。東京:大月書店。
  35. 杉戶清樹、真田真治、□谷勝己、陣內正敬(1992)。社会言語学。東京:????。
  36. 松村明編(1988)。大辞林。東京:三省堂。
  37. 松浪有、池上嘉彥、今并邦彥(1983)。大修館英語学事典。東京:大修館書店。
  38. 波多野完治、野林正路編(1975)。新日本語講座10ことばと文化·社会。東京:汐文社。
  39. 牧野成一(1981)。日本語教育。東京:日本語教育学会。
  40. 前田富祺(1983)。日本語学101号特集·言語行動。東京:明治書院。
  41. 南不二男編(1979)。講座言語第三巻 言語と行動。東京:大修館書店。
  42. 時枝誠記(1955)。国語学原論。東京:岩波書店。
  43. 真田真治(2006)。社会言語学の展望。東京:????。
  44. 針生悅子編(2006)。朝倉心理学講座口言語心理学。東京:朝倉書店。
  45. 野元菊雄(1985)。日本語教師用參考書l言語行動と日本語教育。東京:国立国語研究所。
  46. 野元菊雄(1983)。日本語学101号特集·言語行動。東京:明治書院。
  47. 野元菊雄(1983)。日本語教育と言語行動。日本語教育,49
  48. 陳其南校正、張恭啓譯、于嘉雲譯、R. Keesing著(2004)。文化人類學。台北:巨流圖書公司。
  49. 堀江薰(1998)。日本語学9月臨時增刊号。東京:明治書院。
  50. 窪田行則(1997)。視点と言語行動。東京:????。
  51. 橋本敬(1998)。動的言語観に基づいた単語間関係のダイナミクス。認知科学,6(1)
  52. 龜井孝、川野六郎、千野栄一(2003)。言語学大辞典第6巻術語編。東京:三省堂。
  53. 国立国語研究所(1986)。日本語教師用參考書I言語行動と日本語教育。東京:凡人社。
  54. 国語学会編(1980)。国語学大辞典。東京:東京堂。
  55. 国広哲弥(1977)。岩波講座日本語2言語生活。東京:岩波書店。
被引用次数
  1. 羅素娟(2008)。日本語教育における言語行動研究の課題。銘傳日本教育,11,107-125。
  2. 羅素娟(2009)。「ほめる」に関する言語行動意識及び語用論的な使用—台日大学生の比較—。東吳外語學報,28,141-170。