题名

台湾における日本語教員養成-東呉大学の事例を中心に

并列篇名

Japanese Teacher Training in Taiwan: A Case Study of Soochow University

DOI

10.29736/DWRYJYSB.201101.0004

作者

賴錦雀(Jiin-Chiueh Lai)

关键词

台湾 ; 日本語教育 ; 教員養成 ; 地域別日本語教育学 ; 東呉大学 ; Taiwan ; Japanese-language education ; teacher training ; regional Japanese pedagogy ; Soochow University

期刊名称

東吳日語教育學報

卷期/出版年月

36期(2011 / 01 / 01)

页次

53 - 75

内容语文

日文

中文摘要

本稿の主旨は日本語教育学的視点から台湾の日本語教員養成課程に求められるものについて私見を述べることである。台湾日本語教育の成敗は外国語教育政策、日本語教員養成、日本語教育機関のカリキュラム、教材、教室活動、台日関係などに関わっているが、それをチェックする基本的な基準は地域別日本語教育学の重要性に対する認識の有無である。異文化交流を最終目的とする日本語教育において、理想の日本語教師には次のようなことが求められると思われる。 1.学習者のことを優先する思考様式を持つこと。 2.日本語力、学習者の母国語力を持つこと。 3.日本文化、学習者の母文化への理解力を持つこと。 4.教育学専門能力を持つこと。 5.教材の選定力、編纂力を持つこと。 6.教師としての自己反省力を持つこと。 7.日本語教育の発展への関心を持つこと。

英文摘要

This paper expresses author's opinion about that requested at the Japanese teacher training course of Taiwan from a Japanese-language education academic aspect. Japanese-language education in Taiwan will be a success or a failure is related to foreign language educational policy, Japanese teacher training, curriculum of Japanese educational institution, teaching material, classroom activity, relation between Taiwan and Japan. And, the standard is the presence of recognition to the importance of regional Japanese pedagogy. The final purpose of Japanese -language education is international communication. And the following are requested by Japanese-language teacher of the ideal. 1. The thoughtway that values learner. 2. Japanese proficiency and learner's mother tongue ability. 3. The understanding of Japanese culture and learner's mother culture. 4. The pedagogy special ability. 5. The selection ability and the compilation ability of the teaching material. 6. The introspection ability as a teacher. 7. The concern for the development of Japanese-language education.

主题分类 人文學 > 語言學
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