题名

台湾の高校における日本語使用場面に関する調査-12年義務教育の新学習指導要領のに準拠する教材作成に向けて-

并列篇名

台灣高中生的日語使用情境調查-為編寫符合12年國教新課綱的教材-|A Survey on Japanese Use by Taiwanese Senior High School Students -To prepare a textbook that meets the new 12-year National Curriculum-

作者

黃聖文(SHENG-WEN HUANG)

关键词

台湾の高校生日本語学習者 ; 日本語使用場面 ; 新学習指導要領 ; Can-do ; 国際交流 ; 台灣的高中生日語學習者 ; 日語使用情境 ; 新課綱 ; Can-do ; 國際交流|Senior high school Japanese learners in Taiwan ; Japanese use ; new curriculum ; Can-Do ; international exchange

期刊名称

東吳日語教育學報

卷期/出版年月

52期(2019 / 03 / 01)

页次

1 - 27

内容语文

日文

中文摘要

2019年から新学習指導要領が実施される予定となっている。この学習指導要領は国家教育研究院によってヨーロッパのCEFRのA1~A2の能力描写に基づき、各レベルの学習目標及びトピックが決められ、Can-do statement(以下Can-doと略す)を参照しデザインされたものである。しかし、それを基に作成された教材はまだ少ない。そのために、本稿では新学習指導要領に基づく教材開発を目指して、日本語使用場面の設定を考えることにした。まず、学習者が出会うであろう日本語接触場面および将来どのような場面で日本語を使用したいかについての場面調査を行った。また、高校教師に日本の高校生が訪問する際、台湾の高校生がどのような場面で日本語を使用するかについて、交流報告書調査とインタビュー調査を行った。その結果、「日常生活でよく出会う日本語場面」、「将来、日本語で何をしたいですか」、高校における国際交流の接触場面を明らかにした。二つの調査には新学習指導要領のトピックおよび学習表現にないものやA1レベルに属しないものも存在するが、コースデザインする際に、取り入れるた方が実際のコミュニケーションに役立つのではないかと思われた。今後さらに、学習者の日本語使用場面を中心とする場面を集め、教材を開発したい。

英文摘要

2019年起在台灣將實施新課綱。其課綱中包含第二外語課綱。該第二外語課綱係參照歐洲的歐洲語言學習、教學、評量共同參考架構(CEFR)的A1~A2的能力描寫來決定各級學習目標及主題,並參照Can-do statement(以下簡稱為Can-do)所設計出的。新課綱實施在即,但是以該課綱為基礎所設計的教材極為稀少。為此,本稿首先針對學習者的「日語接觸情境」及「將來想在什麼樣的情境下使用日語」做了日語使用情境調查。此外也透過交流報告的分析及高中教師的訪談來調查日本高中來訪時,高中生在於什麼樣的情境下使用日文。其結果中了解到學習者的「日語接觸情境」、「將來想在什麼樣的情境下使用日語」及「國際交流下所出現的日語使用情境」。但於兩項調查中得知的日語使用情境與新課綱的學習表現及主題比較後,有些不存在於A1等級當中。由於調查所得知的日語使用情境皆屬學習者所能接觸到的,若能將這些日語使用情境在A1等級中導入相信未來能夠在實際溝通時有助於學習者。今後,望能夠擴大調查並收集學習者所需的日語使用情境來開發出符合新課綱的第二外語課綱之教材。|Although this second foreign language syllabus is about to begin, there are few teaching materials designed based on such a syllabus. This study first investigated the situations for "Japanese contact" and "Japanese use" of learners. Then, the researcher studied the situations for using the Japanese of senior high school students by analyzing exchange reports and interviewing senior high school teachers. Based on the results, an insight was gained into the learners' "Japanese access situation". Since Japanese use obtained from the surveys were accessible to the learners, if Japanese can be imported into the A1 level, it is expected to benefit learners in actual communication in the future. In the future, it is hoped that Japanese use needed by learners be more extensively investigated and collected in order to develop teaching materials for the second language curriculum in line with the new curriculum.

主题分类 人文學 > 語言學
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