题名

問題基盤による初級日本語文法授業の改善

并列篇名

以問題導向為基礎之初級日語文法授課的改善|Improvement of the teaching of primary Japanese grammar based on PBL

作者

李美麗(Li Mei-Li)

关键词

問題基盤 ; 協同学習 ; 「ZUVIO」インスタントフィードバックシステム ; 初級日本語文法 ; 問題導向 ; 合作學習 ; ZUVIO即時反饋系統 ; 初級日語文法|PBL ; collaborative learning ; "ZUVIO" instant feedback system ; elementary Japanese grammar

期刊名称

東吳日語教育學報

卷期/出版年月

52期(2019 / 03 / 01)

页次

28 - 54

内容语文

日文

中文摘要

本稿では初級日本語文法の授業に問題基盤(PBL)学習の手法を導入すると同時に、「ZUVIO」というインスタントフィードバックシステムと結合し、学習者の日本語文法学習の習慣を変えたいと思う。そして、コースデザインの上で、「既習内容の復習」、「問題提出」、「文法の整理.まとめ」と三段階で授業を進めていく。協働学習の上では、学習者の協同学習を深化させるため、授業中での協働学習だけでなく、宿題も小テストも協働学習をさせる。PBL実行後のアンケート調査の結果から見ると、学習者がPBL学習を通して、自分の学習動機の増加、そして自らの手で、仲間との協力で問題の答えを見つけ出すという学習サイクルが日本語の勉強ばかりでなく、これからの実務問題の解決にも役立てると思っている。

英文摘要

本論文以導入問題導向(PBL)之授課手法於初級日語文法課程中,並結合「ZUVIO」的即時反饋系統,希望能翻轉學生學習日語語法的習慣。在課程設計上,採「已學內容之複習」、「問題提出」、「文法歸納整理」三階段進行,而在合作學習部份,為了能深化學生合作學習,因此除了課堂上共同討論外,並在課後作業及小考上亦採合作學習方式進行。從課後問卷調查結果顯示,學習者認為透過PBL學習方式,對於學習動機提升、及靠自己雙手與同學合力找出問題解答的學習模式,不但可利用在日語學習,未來更可應用到生活上實務問題的解決。|In this article, we will introduce the PBL teaching method into the elementary Japanese grammar course, and at the same time, I would like to combine with the instant feedback system "ZUVIO" and hope to flip the habits of students learning Japanese grammar. And on the course design, we will proceed classes in three stages, "Review of the contents of the previous study", "Submitting problems", "Arranging grammar and summary". In the cooperative learning section, not only collaborative learning in the class but also homework and quiz are cooperative learning so as to deepen cooperative learning of learners. According to the results of the questionnaire survey after PBL execution, the learners learn PBL learning, increase their motivation for learning, and find their answers with their colleagues by themselves .I think that it will be useful not only for studying Japanese but also for solving practical problems in the future.

主题分类 人文學 > 語言學
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