题名

『日本戲劇(一)(二)』の授業設計―内省的評価により目指した演劇授業

并列篇名

「日本戲劇(一)(二)」課程規劃-以內省性自我評價規劃戲劇課-|"Japanese Drama Class(1) (2)" Course design: Base on reflections

作者

川合理惠/川合理恵(KAWAI Rie)

关键词

演劇 ; 上演 ; 内省的評価 ; 授業設計 ; 戲劇 ; 上演 ; 內省性自我評價 ; 課程規劃|Drama ; Played ; Reflections ; Curriculum

期刊名称

銘傳日本語教育

卷期/出版年月

21期(2018 / 10 / 01)

页次

77 - 106

内容语文

日文

中文摘要

本稿は、台湾北部にある総合大学の応用日本語学科において開設されている上演を目的とした日本語演劇クラスでの授業実践について述べるものである。まず、担当初年度の授業を通し、内省的評価によって生じた気づきから、教師が認識した問題点をありのままに列挙する。合わせて学習者が回答したアンケートを客観的評価の材料とし、学習者の負の意識やマイナス評価の記述に焦点を当て分析を行い、授業の問題点を明確化する。教師、学習者双方の評価から明らかになった課題を踏まえ、その後の実践過程において改良を加えていった5年目の授業設計について報告を行う。更に初年度及び5年目の両アンケートの分析結果を比較検討することで、改良してデザインされた授業活動の有用性を考察する。

英文摘要

本論文探討位於台灣北部綜合大學應用日語系開設以上演為目的之日本語戲劇課授課實踐法。首先,在第一年的授課後,從自我評價列舉教師察覺之問題點。同時將學習者的問卷調查作為客觀評價之資料,將焦點放在學習者負面意識以及差評進行分析,以凸顯授課問題點。從教師,學習者雙方評鑑得知之課題為主,在此報告經過實踐過程後,加以改良後之第五年的課程規劃。另外比較第一年以及第五年的問卷結果,考察改良後的授課活動之有效性。|This paper is about the Japanese drama, which is given by a comprehensive University in north of Taiwan. At first, I list up all the issues, which occurred to me after the first year of the class. Mean while , I also take the learner's reviews as an objective data and analyze the negative image in order to highlighting the main problems. By knowing the main issues of both sides and improving them during the following years until the fifth year, the dissertation aims to focus on the curriculum mapping in the fifth year. In addition, I compare the questionnaire of the first year to the fifth year and inspect the effectiveness of the improved curriculum.

主题分类 人文學 > 語言學
社會科學 > 教育學
参考文献
  1. 平野由美子(2007)。劇づくりの一試み─「日本語劇」という授業を例に─。銘傳日本語教育,10,214-236。
    連結:
  2. 中山由佳(2012)。ひととものをつくる─演劇作品作りの現場としての日本語の教室から─。早稲田日本語教育実践研究,刊行記念?,107-118。
  3. 中井陽子(2004)。談話能力の向上を目指した総合的授業─会話分析活動と演劇プロジェクトを取り入れた授業を例に─。小出記念日本語教育研究会論文集,12,79-95。
  4. 中井陽子(2012)。映画視聴と演劇上演を融合させた授業の分析─インターアクション能力育成を目指して─。IAPLオンラインジャーナル,創刊?,1-28。
  5. 王憶雲(2017)。キャップストーン・プログラムと卒業演劇公演。105学年度淡江大学日文系国際学術シンポジウム予稿集
  6. 平田オリザ(2015)。演劇を授業に導入するヒント。IAPL Journal,2,48-60。
  7. 有田佳代子(2004)。日本語教員養成入門科目におけるジグソー学習法の試み。日本語教育,123,96-105。
  8. 有賀千佳子(1990)。中級における映像教材活用の可能性─ドラマ素材を用いた授業の一例─。日本語教育,71,210-224。
  9. 河内千春(2015)。演劇を取り入れた日本語教育─「日本語でドラマを作る」クラスの活動を中心に─。IAPL Journal,2,37-47。
  10. 治山純子(2015)。外国語教育におけるドラマ活動の意義:フランス語中級クラスでの実践と考察。慶応義塾大学外国語教育研究,12,27-58。
  11. 栗山宏(2010)。演劇部12か月中学生の劇作り。?成書房。
  12. 荒井智子(2010)。日本語演劇の授業で学習者が変わったこと─大学4年生の演劇クラスを通して─。2010年言語・外国語教育研究シンポジウム─スキルとしての外国語・教育─シンポジウム論文集
  13. 清海節子(2007)。感覚表現とは何か?。駿河台大学論叢,33,31-45。
  14. 細川秀雄(2005)。実践研究とは何か─「私はどのような教室を目指すのか」という問い─。日本語教育,126,4-14。
  15. 横溝紳一郎(2005)。実践研究の評価基準に関する一考察─課題探求型アクション・リサーチを中心に─。日本語教育,126,15-24。
被引用次数
  1. 川合理惠(2019)。演劇授業における学習者の学びの実態-質的研究手法を用いた可視化の試み-。銘傳日本語教育,22,119-148。