题名

台湾人日本語学習者の音読における促音の持続時間-個人差と語彙項目を中心に-

并列篇名

台灣人日語學習者朗讀文章之促音時長─以個人差異與語彙項目為中心-|The Durations of Double Consonants Produced by Taiwanese Learners of Japanese: Individual Differences and Vocabulary Item

作者

陳麗貞(Lijen Chen)

关键词

台湾人日本語学習者 ; 音読 ; 促音 ; 個人差 ; 語彙項目 ; 台灣人日語學習者 ; 朗讀 ; 促音 ; 個別差異 ; 語彙項目|Taiwanese learners of Japanese ; oral reading ; double consonants ; individual differences ; vocabulary item

期刊名称

銘傳日本語教育

卷期/出版年月

24期(2021 / 10 / 01)

页次

111 - 135

内容语文

日文

中文摘要

特殊拍の促音は日本語学習者にとって学習が困難であると言われるが、台湾人の学習者について音読調査方法で横断的な研究は少ない。本研究は、日本語の言語課題を用い、日本語母語話者2名と学習歴別の台湾人日本語学習者10名の促音持続時間を計測した。その結果、(1)学習者の日本語学習歴と促音習得とは有意な相関がない。言い換えれば個人差があるため、学習経歴の長い学習者はかならずしも経歴の短い学習者より促音の発音が進んでいることではない。(2)促音の語彙項目はそれぞれの学習者にとって難易度が違うことが明らかになった。

英文摘要

特殊拍之促音對日語學習者而言經常被認為不易學習。然針對台灣的學習者,似乎少見以篇章朗讀的調查方法進行實證性研究。本研究使用日文語言課題,對兩名日語母語話者與十名台灣學習者,測量他們的促音持阻時長,研究結果得知(1)學習者整體的日語學習時數長短與促音習得無有意相關,換言之學習經歷長者未必比經歷短者,促音發音好(2)確定促音的持阻時長在語辭間對學習者的難度不等。最後略言教學方面的建議事項。|This study used an oral reading task in Japanese and measured the durations of double consonants produced by 2 native speakers and 10 Taiwanese learners of Japanese. The results showed that (1) the learner ability level did not correlate with the level of acquisition of double consonant duration, and (2) the double consonant durations for some words were easier than those for others. Pedagogical implications are briefly discussed.

主题分类 人文學 > 語言學
社會科學 > 教育學
参考文献
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