题名

日本語教育における異文化受容の実態-講義型授業の可能性と限界-

并列篇名

日語教育當中跨文化接受的實際狀態-單向型課程的可能性與限制-

作者

許均瑞(HSU, CHUNJUI)

关键词

異文化受容の実態 ; 異文化受容の5段階 ; 講義型授業 ; Big C ; little c ; 跨文化接受的實際狀態 ; 跨文化5階段 ; 單向型課程 ; Big C ; little c

期刊名称

銘傳日本語教育

卷期/出版年月

27期(2024 / 10 / 01)

页次

85 - 111

内容语文

日文;繁體中文;英文

中文摘要

本稿は台湾北部にある大学における「日本社会と文化」という日本語専攻学生の選択科目で、履修生が日本文化についての講義を受けた後に提出した自由回答をテキストマイニングで分析したものである。この授業の特徴としては、大人数や教室空間.授業時間などの制約によって、体験型ではなく完全な講義型授業にしたことである。伝統文化のBig Cと日常生活のlittle cの両方の項目が含まれるよう授業の内容をデザインし、大量の資料やネット情報を授業で紹介.説明した。また、自他文化の相違を想起.喚起させるため、授業中も頻繁に履修生に意見や発言を求めた。そして授業を通して履修生の異文化受容が促され、発展したことを検証できるように、授業後の宿題で自他文化の対比を要求した。本稿では「台湾との比較(もしくは授業後に想起される台湾のこと)について自由に書きなさい」という課題を通じて現れた自他文化の対比.対峙や同調などを異文化受容の5段階と照合し、講義型文化授業の可能性と限界を探った。結論としては、講義型授業でも異文化受容の3-4段階まで進むことは可能だが、5段階目の自己アイデンティティの確立は困難であることがわかった。

英文摘要

本論文是以文字探勘來分析台灣北部某大學的日語專攻生選修科目「日本社會與文化」的選修生在課程結束後,所提出的自由回答作業。該課程的特徵為:在選修人數眾多以及教室空間和課程時間的限制之下,必須捨棄體驗型的課程內容,採取完全由老師講課的單向型課程教學模式。至於課程內容,則設計為包含了傳統文化的Big C,以及日生生的little c,並在課程的介紹和說明中使用大量的資料以及網路上的資訊。此外,為了讓選修同學盡可能的去聯想和喚起自他文化的異同之處,在上課中也會頻繁的尋求同學的意見和發言。然後,為了更加促進選修生的跨文化接受狀態,並加以檢證其發展階段,在課後,要求同學繳交以台日文化對比為題的作業。本論文當中針對作業題目之一:「自自由出出台日文化對比下,自己的想法或是其他聯想」的回答,將出現在作業當中關於自他文化的對比與對峙、同調等等的內容與跨文化的5階段,進行對照,來探究單向型課程的可能性和限制。作為結論,本論文發現,單向型課程也可以達到跨文化接受的第3-4階段,但是,要達到第5階段的確立自我認同,則有困難度。

主题分类 人文學 > 語言學
社會科學 > 教育學