题名

日本語の外来語形態素「-コン」について

并列篇名

日語外來語詞素「-コン」|The Loanword morpheme " -con" in Japanese

DOI

10.6183/NTUJP.2017.33.127

作者

林慧君(Lin, Hui-jun)

关键词

外来語形態素 ; 複合略語 ; 拘束語基 ; 同音異義 ; 語構成 ; 外來語詞素 ; 複合縮略詞 ; 拘束詞根 ; 同音異義 ; 構詞|loanword morpheme ; compound abbreviation ; bound morpheme ; homophones ; word formation

期刊名称

台大日本語文研究

卷期/出版年月

33期(2017 / 06 / 01)

页次

127 - 148

内容语文

日文

中文摘要

日本語の略語の中に「コン」を複合語の後項にもつ例がとりわけ多く、例えば、「エアコン」「パソコン」「マザコン」「ミスコン」などが挙げられる。が、この生産性をもつ後項要素「-コン」は実は同じ意味ではなく、同音異義の関係を有すると思われる。本稿ではこの複合略語の後項に位置する「-コン」について、まず、意味の側面から「-コン」の元語基は何なのかを確認し、次に、造語カや造語法、略語の略し方、結合相手といった語構成の観点から「-コン」の語構成的特徴や形態素としての位置付け、本質などの造語性を究明することにした。本稿の考察により、「-コン」の意味について、「コンサート」をはじめ、「コンピューター」「コンパ」などの34個の元語基を確認できた。次に、「-コン」の語構成的特徴に基づき、(前後略の短縮法による)[2音節の外来語要素+コン]という「〜コン」複合略語の典型的な造語パターンも解明した。最後に、「-コン」を宮島(1972=1994)の無意味形態素及び「ロケ」「レジ」といった外来語省略語基と比較しながら、「-コン」の本質を分析し、「-コン」は短縮形拘束語基という形態素としての位置付けを論じた。

英文摘要

日語縮略詞中,後項詞素是外來語詞根「コン」的複合縮略詞相當多,例如「エアコン」「パソコン」「マザコン」「ミスコン」等。然而,這些具有生產性的後項詞素「-コン」事實上彼此並不具有相同語義,而是一種同音意義的關係。本論文首先從語義層面確認位於複合縮略詞的後項詞素「-コン」之語意。其次,從構詞法、構詞能力、縮略語詞的縮略法、結合對象等構詞觀點來探討「-コン」做為日語詞素的構詞特徵等。經考察,確認了「-コン」其同音異義的原詞根包含「コンサート」、「コンピューター」「コンパ」等34個;另,依據「-コン」的構詞特徵,闡明了含有後項縮略詞根「-コン」其最典型的構詞型態為:(前後項詞素部分省略之短縮法所形成之)[2音節外来語詞素+コン]。最後,透過與宮島(1972=1994)的「無意味形態素」及「ロケ」「レジ」等外来語縮略詞根之對比考察,分析「-コン」的本質,並論述「-コン」在日語中是屬於縮略形拘束詞根詞素的定位。|Many of the rear constituents of abbreviation compound words in Japanese are the loanword morpheme"-CON", such as "EAKON", "PASOKON", "MAZAKON", "MISUKON" and so on. However, all of the abbreviation compound words with rear constituent "-CON" mentioned above actually don't mean the same. They are homophones. The study will clarify the meaning of the compound abbreviation "-CON" which is the rear constituent from the semantic order first. Then, investigating the essence of Japanese morpheme "-CON" from the viewpoint of the word formation rules, word formation ability, the rule of abbreviation and the collocations to discuss the feature of the word formation of "-CON" being the Japanese morpheme. The study confirmed that there are 34 original bases of the homonym of "-CON" including "KONSATO", "KONPYUTA" and "KONPA". In addition, according to the feature of the word formation of "-CON", we could sort out that the most classical word formation pattern which includes abbreviation rear constituent "-CON" is (abbreviations by omitting part of the front and rear constituents) [loanword morpheme with two syllables+ CON]. And last, analyze the essence of "-CON" and discuss its position being a part of the abbreviation of bound morpheme through the comparative analysis of "Unsemantic Morpheme" and the loanword abbreviation base "ROKE" and "REJI" by Miyajima (1972=1994).

主题分类 人文學 > 語言學
人文學 > 外國文學
参考文献
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    連結:
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被引用次数
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