题名

在人間世界中所推展的慈悲濟世行動-全球化時代中所開展的菩薩網

并列篇名

Compassionate Relief in the World-Bodhisatta's Network in the Age of Globalization=人間世界の中の慈悲濟世の展開-グローバル化時代における菩薩ネツトワーク)

DOI

10.29650/TCUJHSS.201012.0001

作者

金子昭(Akira Kaneko)

关键词

人間佛教 ; 菩薩網 ; 社會關係資本 ; 慈濟宗

期刊名称

慈濟大學人文社會科學學刊

卷期/出版年月

10期(2010 / 12 / 01)

页次

1 - 43

内容语文

日文

中文摘要

本文中的「慈濟」,不僅是指慈濟基金會的慈濟,更是義指廣義的「慈悲濟世」的精神。本次發表是針對那些承擔起「慈悲濟世」的人間菩薩所行之道,及其菩薩網絡是如何推展,從全球化時代視點,檢視其存在意義。慈濟的實踐,是從內心散發出人心內面所具有的精神之美。這也是顯示任何人都具備的「佛性」。因為「佛性」所生起的人性之美,不是只停留在個人心中,應使其擴展到世界並產生循環才是重要的,這稱為美的循環。志工活動就是人人修行的菩薩道,就是「以出世心,做入世的事」的態度,其觀點是和史懷哲(Albert Schweitzer)的倫理神秘主義相通的。此中,結合自我完成的倫理及奉獻的倫理,建立起一個完整的倫理。因此不論是否具有這樣的精神,一般的志工與佛教志工的內心層面與精神表現是不同的。慈濟基金會每場的志工活動與大規模志業,都同時展現出一種「人間佛教(Humanized Buddhism)」的實踐。此中,由於深藏的佛性,對人間性具有基本的信賴。在那裹,慈悲濟世的實踐,依據活動內容及場面,給與日常生活程度的救援及心靈膚慰。當被救助的人轉換立場,成為助人者時,此時日常生活程度的救援,其本質已轉換為一種宗教的救贖行為。勇敢地履行菩薩道,比什麼都還能感受到被救贖,而最能體會就是助人者本身。暫且不談由心中所展現出來的勇氣,但是最終結果就是建設佛國淨土,其超凡結構,就是形成「立體琉璃同心圓」的菩薩網絡。球體的「圓」,等同於綠份的「緣」。如果有惡的枷鎖,自身也能斬斷其枷鎖,轉換成與善的緣相連結,將惡緣轉換成良緣。所謂菩薩網絡,就是由眾生中不斷產生菩薩的一種循環運動,而且磨亮實踐者的「佛性」,這是一種拓展人性內面的循環。以社會學用語來說,可以定義為「社會關係資本(social capital)」,依據社會動向及每個需求,一邊積極且確切應對,一邊展開相關活動,可以稱為「參與型社會宗教(socially engaged religion)」。慈濟基金會本身具有「宗教團體」及「非營利組織」的雙重性格,這是無法用過往的宗教概念的性格來涵蓋它。也就是說己超越宗教的「超宗教」性格,實際上這不正是以「慈濟宗」語彙所表現的嗎?慈濟宗是開放給所有宗教及思想信條的「人間法」。慈濟人共同理念的願景,現今已伸展為「淨化地球,渡化人間」全球規模。對於我們這群參與宗教福址的人來說,該學習的是,慈濟基金會依循台灣社會需求,推展活動,現今正是推展全球規模,引領地球社會動向,這就是一種開拓精神及主體活動方式。

英文摘要

慈済とはここでは慈済基金会の慈済ということだはではなく、より一般的な意味で「慈悲済世」を意味する。この発表は、「慈悲済世」の担い手の人間菩薩の道、また菩薩たちのネツトワークがどょぅに展開し、グローバル化の時代におけるその意義について報告するものである。慈済の実踐は、心の內側から輝きだす內面的で精神的な美しさを持つ。それは、だれもが持つてぃる「仏性」が顕現した姿である。「仏性」に由來する美しさは、個の中に留めておくのではなく、それを広く世界で循環させることが大切であり、このことが「美の循環」となるのである。ボランテイア活動は人間にとつて菩薩道の修行である。その心構えが「出世間のでもつて,世の中で活動する」であり、これはツユヴアイツーAlbert Schweitzero の倫理的神秘とも構造的に通じるが、そこにおいては、自己完成の倫理と獻身の倫理のが総合され、完全な倫理が成立するのである。それゆえ、この精神の有無が、通常のボランテイアと仏教ボランテイアとの內面的。精神的姿勢の差となつて現われる。慈済会においては、個別でさまざまなボランテイア活動も、また大規模な志業も、ともに「人問仏教Humanized Buddhism」。の実踐的展開である。ここには、仏性に根ざすがゆえに、人間性に対する基本的な信賴がある。そこで、慈悲済世の実踐は、活動內容や場面に応じ、日常生活しベルでの支援(救援)的営みになるし、心やたましいの救い。(救済)に関わる宮みになる。たすけられた人が自分もたすける則にまわつたきに、日常的支援は宗教的救いに質的転換するのである。心勇んで菩薩を実踐すれば、何よりたすけられると感じるのは、実はたすける本人自身でもある。その心勇んだ姿が物言わずして、仏國土の建設につだがるわけであるが、そのダイナミツクな構造が「立体琉璃同心円」としての菩薩ネツトワークを形成していく。球体の「円」は、緣份の「緣」につながる。たとえ惡の緣の鎖があつても、自分のとてろでそれを断ち切つて善の緣につなぎ換え、惡緣を良緣に転換することがでるのである。この菩薩ネツトワークは、衆生から菩薩が再生產される絕えざる循環運動である。しかもこれは、それを実踐する者の「仏性」が磨かれていくという、內面的なサイクルの展開でもある。それを社会學的な用語で、「ンーヤル•キヤピタルsocial capital:社會関係資本」として位置付けることがでもるし、積極的に社會の動向やそのつどのこーズら的確に対応しながら活動を展開するという宗教類型を「社會參面型宗教socially engaged religion」とも言う。慈済會は「宗教団体」であり「NGO」であるいう兩側面を持つことにより、從來の宗教概念に収まりきれない性格のものとなつている。それは、いわば宗教を超えた「超宗教」とでも言うべきものであり、これが実は「慈済宗」と言う言葉で表現されいる意味ではないだろうか。慈済宗はあらゆる宗教ヤ思想信条をもつ人マに大きく開かれた「人間法」である。慈済人の共同理念の射は、今や「地球を淨化し、人類を教化救済する」というグローバルな規模に伸びている。私たち宗教福祉の実踐や研究に携わる者が學ぶべきことは、慈済会が台灣社会のニーと噛み合いつつ活動を進あ、今まさにグローバルな規模で地球社会の進路をリードするうに展開してきた、その開拓的な精神と主体的な活動のあり方なのである。

主题分类 人文學 > 人文學綜合
社會科學 > 社會科學綜合
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