题名

從「日常」到「非日常」-寄席的「近代化」與技藝之變化

并列篇名

From the Ordinary to the Extraordinary: the Modernization of Yose and the Transformation of Performances

作者

宮信明(Nobuaki Miya)

关键词

寄席 ; 落語 ; 近代化 ; 都市生活空間 ; yose(s) ; rakugo ; modernization ; urban living space

期刊名称

戲劇學刊

卷期/出版年月

29期(2019 / 01 / 01)

页次

37 - 59

内容语文

繁體中文

中文摘要

寄席是指上演落語、講談、浪曲、漫才、太神樂、奇術等大眾藝能的場所。從江戶時代後期到幕府末期,除了天保改革的短暫時期之外,江戶市中於「町內有一二處」(《守貞謾稿》)、「一町內有二三處」(《寬天見聞記》)寄席。密集程度堪比現代的便利商店。江戶庶民眼中的寄席,是跟鄰居可以穿著輕便家居服裝前往的「日常」娛樂場域,跟澡堂、理髮梳髮店一樣,屬於町中的休閒、社交場合。進入明治時期後,寄席數量雖然並未急遽減少,但是由於人口變動、交通方式發達,以及伴隨而來的都市生活空間變化和治安、風紀、衛生等問題,官方發佈了幾項寄席取締規則。寄席慢慢被排除於庶民的「日常」,其性質逐漸轉變,走向「非日常化」。本論文將追溯明治、大正時期寄席的演變(「近代化」),探討其表演空間的變化對於落語這項技藝帶來何種影響。

英文摘要

Yose is the place where popular entertainments such as rakugo (traditional Japanese comic storytelling), kōdan (traditional Japanese narratives), rōkyoku (traditional Japanese narrative singing), and manzai (traditional Japanese stand-up comedy) are performed. It is said to have had two or three yoses in each town in the late Edo period, yet not including the time of the Tenpō Reforms. Yoses were regarded by Edo commoners as an ordinary place for amusement where they could visit in their everyday clothes-it was a place of recreation, relaxation, and socializing, similar to public bathhouses and hairdressing parlors. While the number of yose did not reduce in the Meiji era, the transformation of urban living spaces led to the proclamation of many regulations for yoses, gradually excluding them from the ordinary daily realm of the commoners, and changing their character into what was seen as extraordinary. This paper traces the transformation of yoses in the modernization of the Meiji and Taishō eras, and considers the influence caused by the transformation of performance space upon rakugo performance.

主题分类 人文學 > 藝術
参考文献
  1. 二村文人(2005)。落語,講談と文芸-八代目桂文楽を手がかりに。国文学解釈と鑑艦賞,70(12),97-104。
  2. 三世三笑亭可楽著、山本進監修、本朝話者系図の会注釈。《本朝話者系図》。東京:日本芸術文化振興会。
  3. 三遊亭円遊。1907。《円遊落語会》。東京:三芳屋。
  4. 大島建彦(1970)。咄の伝承。東京:岩崎美術。
  5. 小島貞二(1966)。落語三百年。東京:毎日新聞社。
  6. 山本健吉(1955)。古典と現代文学。東京:大日本雄弁講談社。
  7. 川戸貞吉(2002)。落語大百科。東京:冬青社。
  8. 川戸貞吉(2002)。落語大百科。東京:冬青社。
  9. 川戸貞吉(2002)。落語大百科。東京:冬青社。
  10. 川戸貞吉(2002)。落語大百科。東京:冬青社。
  11. 川戸貞吉(2002)。落語大百科。東京:冬青社。
  12. 中込重明(2003)。柳の稲荷考-初代三笑亭可楽のはじめての寄席はどこか。国文学解釈と鑑賞,68(4),71-79。
  13. 井上勲編(2004)。開国と幕末の動乱。東京:吉川弘文館。
  14. 今岡謙太郎(2003)。江戸の芸能-身振り物真似芸の展開。国文学解釈と鑑賞,68(12),101-108。
  15. 今岡謙太郎(1997)。長編人情噺の時代-円朝以前.点描-。演劇学,38,88-98。
  16. 比留間尚志(1981)。天保改革の寄席制限。話芸研究,1,43-65。
  17. 比留間尚志(1960)。成立期における落語の社会的基盤。文学,28(12),42-51。
  18. 四代目桂文之助、山本進校注(2004)。古今落語系図一覧表(文之助系図.家元本)。東京:日本芸術文化振興会。
  19. 永井良知編。1890。《東京百事便》。東京:三三文房。
  20. 矢野誠一(1991)。落語は物語を捨てられるか。東京:新しい芸能研究室。
  21. 安野彰、篠野志郎(1999)。明治,大正,昭和初期における東京近郊の遊園地の実態-都市娱楽施設の史的研究。日本建築学会計画系論文集,518,291-298。
  22. 羽賀祥二編(2001)。幕末維新の文化。東京:吉川弘文館。
  23. 西山松之助(1960)。大眾芸能における近世から近代への推転。文学,28(12),1-13。
  24. 延広信治編、山本進編、川添祐編(2003)。落語の世界。東京:岩波書店。
  25. 延広信治編、山本進編、川添祐編(2003)。落語の世界。東京:岩波書店。
  26. 延広信治編、山本進編、川添祐編(2003)。落語の世界。東京:岩波書店。
  27. 東京府。1898~1909。《東京府統計書》。東京:東京府。
  28. 松田修(1974)。落語の思想。国文学解釈と教材の研究古典落語の手帖,19(11),65-71。
  29. 武藤禎夫(2007)。定本落語三百題。東京:岩波書店。
  30. 阿部主計(1982)。世話講談と人情ばなし。講談研究,36(5),2-3。
  31. 阿部主計(1982)。世話講談と人情ばなし。講談研究,36(4),2-3。
  32. 倉田喜弘(1980)。明治大正の民衆娱楽。東京:岩波書店。
  33. 倉田喜弘(1999)。芸能の文明開化。東京:平凡社。
  34. 倉田喜弘(2006)。芝居小屋と寄席の近代。東京:岩波書店。
  35. 倉田喜弘校注(1988)。日本近代思想大系第十八巻芸能。東京:岩波書店。
  36. 倉田喜弘編(1980)。明治の演芸。国立劇場芸能調查室。
  37. 宮信明編(2016)。落語とメディア。東京:早稲田大学演劇博物館。
  38. 時代別日本文学史事典編集委員会編(1997)。時代別日本文学史事典近世編。東京:東京堂出版。
  39. 麻生磯次編(1969)。講座日本文学の争点第四巻。東京:明治書院。
  40. 暉峻康隆(1978)。落語の年輪。東京:講談社。
  41. 暉峻康隆監修(1973)。桂文楽全集。東京:立風書房。
  42. 暉峻康隆監修(1973)。桂文楽全集。東京:立風書房。
  43. 暉峻康隆編、興津要編、榎本滋民編(1980)。口演速記明治大正落語集成。東京:講談社。
  44. 福田定良(1973)。落語としての哲学。東京:法政大学出版局。
  45. 榎本滋民(1988)。古典落語の力。東京:筑摩書房。
  46. 橘右近(1982)。寄席百年。東京:小学館。
  47. 興津要(1968)。明治開化期文学の研究。東京:桜楓社。
  48. 藝能史研究會編(1976)。日本庶民文化資料集成第八巻寄席.見世物。東京:三一書房。
  49. 藝能史研究會編(1971)。日本の古典芸能第九巻寄席。東京:平凡社。
  50. 警視廳(1997)。警視廳統計書。東京:クレス出版。
  51. 奥須磨子編、羽田博昭編(2004)。都市と娯楽─開港期~1930年代─。東京:日本経済評論社。
  52. 斎藤忠市郎編、保田武宏編、山本進編、吉田章一編(1982)。名人名演落語全集。東京:立風書房。
  53. 関根只誠(1983)。只誠埃録。東京:教育出版センター。