题名

アクティブ.ラーニングを取り入れた自律学習指導の事例研究-学習者の学びの認識をめぐって-

并列篇名

導入主動學習之研究實例-探討學習者的學習意識-|Introducing research actual instances of active learning-discuss learning awareness of learners-

作者

廖育卿(Liao, Yu-Ching)

关键词

アクティブ.ラーニング ; 逆向きデザイン ; 自律学習 ; 学びの認識 ; グラウンデッド.セオリー.アプローチ(M-GTA分析法) ; 主動學習 ; 自律學習 ; 逆向課程設計 ; 學習意識 ; 紮根理論分析|active learning ; autonomous learning ; backward design ; learning consciousness ; grounded theory analysis

期刊名称

人文社會學報

卷期/出版年月

19期(2019 / 07 / 01)

页次

93 - 124

内容语文

日文

中文摘要

本稿は、逆向きデザインに基づき、アクティブ.ラーニングを取り入れた18週の実践において、学習評価シートとルーブリック評価による実践対話を行い、学習者の学びへの認識がどのように変化していくかを解明したものである。学習者へのインタビューで得られたデータをM-GTA分析法により考察した結果、学習者らが学習支援を理解し、積極的な予習態度を持って授業に臨んでいたこと、プリントと学習効果が関連付けられたこと、実践対話の実施によるプラスの影響が見受けられた。一方、評価ツールに関しては、ポジティブな認識だけでなくネガティブな感想の意味づけもなされたが、口頭試験を日本語運用の延長線にあるものとして捉え、日本語力を発揮する場を持つことは有意義な体験だと感じていることが明らかになった。

英文摘要

本研究根據逆向設計,導入主動學習,並透過學習評量、評分量尺為評量基準的會話實踐課程,闡明為期18週學習者的學習意識。以紮根理論分析檢視訪談資料發現:學習者了解學習支援的意義,於課前展現積極的預習態度、並評價學習單與學習成效之間的關聯性,接受透過實踐對話能運用日語的正面影響。然而,學習者們對於評量方式雖各自持有積極正面的認識或消極負面的感想,皆能感受到透過母語話者的口頭考試是日語運用能力的延伸、日語實踐力的展現、是有意義的活動體驗。|Active learning is introduced into the research based on the reverse design. Through learning assessments and rubrics as the evaluation benchmarks of the conversational practice courses, the learning consciousness of the 18-week learner is clarified. Based on the analysis of grounded theory, we found that learners understand the meanings of learning supports, take positive pre-study attitudes before class, evaluate the correlation between worksheets and learning effects, and accept the positive influence of exerting Japanese through practical conversations. However, there are the pros and cons concerning the ways of assessment. On balance, we can feel the oral test from native Japanese speakers is an extension of Japanese proficiency, fulfillment, and a meaningful activity experience.

主题分类 人文學 > 人文學綜合
参考文献
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    連結:
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被引用次数
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